小中学高校生と保護者のかたへ!

成績や学力は『頭の善し悪しで、決まるもの』と思いますか?

 「うちの子の頭は良くない」と思っているお母さんは、ほとんどいません!小さい頃の利発な行動や日頃の頭脳回転の良さから、いつも「うちの子の頭はいいのに」と思っているのが普通で、その通りです。もし現状の学力がそれほどでないとしたら、頭のせいではなく適切な勉強をしないからです。勉強しない理由や、してもなかなか成績が上がらない訳は、ハッキリしています。それは基礎的な学力が不足しているのです。例えば、数学の出来ない生徒は、中学数学の最初に習う「正の数・負の数」あたりから身についていません。数学でも、学力の99%は基礎力によって決まります。そしてどんな生徒でも、必ずトップレベルに到達する事ができるのです。その事について説明します。

 学力は、他人から教わって伸びる事は、万に一つもありません。数学の基礎演習も英語の単語を覚えるのも、文法のパターン練習をするのも生徒一人の力で練習を積み重ねて、はじめて成績が上がり学力がつきます。こういった基礎演習は、授業中に行われる事はありません。だから、全部自分でやらなければならないのです。一旦つまずくと、ほとんど回復できなくなってしまいます。そして、塾に行ってもあまり回復しません。

 なぜでしょうか?

 それは塾も学校と同じような「黒板授業」をやっているところが、圧倒的に多いからなのです。しかも大手塾になればなるほど「先生が売り物」で、確かにいい講義はしてくれます。でも、学力を上げるトレーニングをする時間はありません。トレーニングは、すでに終えている事が前提になっているのです。学力をつけるのは、トレーニングです。たとえどんなに立派な習字の手本を見せられても、実際に書く練習をしなければ書けるようになりません。またどんなに泳ぎ方を教えられても、水に入って練習をしなければ泳げるようにはなりません。勉強も同じです。

 いかに基礎力が大切かを野球の例で話します。バッターが打った球を間違いなく受けてファーストに投げるまでの練習はノックを通じて行いますが、その人の確実に取れるはずの範囲にしか打たないそうです。ファインプレーをしなければ、受けられないようなところにノックするようなコーチでは、上手にならないのです。練習を積み重ねれば必ず取れるという範囲に、何千本もノック練習をして基礎力を高めていくのです。ファインプレーは、超難解問題を解くのと似ています。高校や大学入試の問題で、そんな難解な問題はほとんどありません。出ても解けなくていいのです。みんな解けないからです。だからこそ、「よく分析され精選された」数多くの問題で、確かなトレーニングをする事が必要なのです。人に頼って学力をつけようとしても、結局はムダになるのは以上の理由からです。

生徒自身の『意志と努力』があってこそ、確かな学力がつく。だけど…

 学力は、生徒自身の意思と努力です。とはいっても、一旦授業に遅れを生じて勉強にとりかかっても、「ここが解らない」「あそこが難しい」など障害が次々に出てきます。自分一人で勉強を始めても、「確かな学力」を確実に身につけながら、次のステップに進んでいる保証がありません。野球の「守備練習」のようにコーチがいてノックをする人がいて練習させられれば、ほとんど「確かなトレーニング」が出来ます。しかしそんな環境は家庭では作れません。私たちは、一般的な塾の学習と家庭学習をプラスした、新しい学習法を確立して15年目となります。 どんなに悩んでいた生徒でも、「確かな学力」を、確実に身につけることが出来ます。

実際に『成績が上がる』と、別人のように『学習意欲』が出てくる

 学力向上は、全て本人の意思と努力にかかっています。でも、どうしたら「やる気」が高まると思いますか。方法はいくつかあります。まず、「いい成績」をとる事。仮に50点くらいの生徒が80点になっただけでも、「よくやったね」と先生やお父さん・お母さんからほめられる、気分が良くなる。やればできるという自信が出てくる。自分の将来が明るくなってくる。

 このように、いい成績を取ると「またがんばろう」という気になって、勉強を進めることができるのです。とにかく成績を上げる事が「やる気」を出す決め手です。成績が悪ければ、親が褒めようにも褒められるものではありません。親の態度としてどんなに成績が悪くても「あなたはもともと優秀な子なのだから」という意味の事を常に言っていればいつの日か努力をするようになり、成果を上げてくるものです。例えば 「大横綱 千代乃富士」 の親方だった北乃富士は、千代乃富士の新弟子の頃から、「おまえは将来大横綱になるのだから」と、毎日言ってきかせたと言うエピソードがあります。日本一の教師かもしれません。

学力は『教科書の習熟』だ、ということを知っていますか

 どんな参考書を勉強するより、どんな問題集をやるより、教科書を完ぺきに習熟するのが、総合的な学力を身につける最良の道です。東京大学や京都大学の入試問題といっても、たとえば「日本史や世界史」は、教科書を丸暗記すれば必ず合格できます。基礎学力とはそういうものなのです。中学1年から高校3年までの英語の教科書を丸暗記して、日本語訳から教科書の英語文章を完ぺきに書けるようにして、不合格になる大学は一つもありません。参考書や問題集は教科書の補強教材です。また教科書をきちんとやってこそ、補強教材が活用できます。

 ところが、教科書を完ぺきに理解出来ている生徒は、100人のうち3人もいないのが実情です。教科書完全マスターこそが、勝者への道なのです。基礎から応用展開まで、完全習熟する事は実は大変なのです。それらを完全にやってこそ、問題集も難問集も役に立ってくるのです。ファインプレーのみの練習をして、ファインプレーができる人は一人もいません。基本を徹底的にやれば、ファインプレーができることもしばしばあるということなのです。

たった3ヶ月で、どうしてそんなに成績が上がるのか!?

勉強が面白くておもしろくて、止まらなくなるから本当に不思議です

あきらめないで下さい! 学校の成績は、必ず上げられます!

[check]テストで点数が下がった  [check]苦手科目がある  [check]勉強のやり方がわからない

[check]内申3以下の教科がある  [check]勉強の習慣がない

少しでもあてはまること、ありませんか?

 内容も学年が進むにつれて難しくなっていきますし、心配ですよね。でも親から勉強や成績のことを言えば、ケンカになってしまうこともあると思います。中学生になると、反抗期または反抗期にさしかかります。今までとは違って、なかなか親の思い通りにはいきませんよね。保護者の方にとって、子どもの成績ほど頭を悩ませることはないと思います。勉強が好きだという子どもは少ないです。

なぜだと思いますか?

 それは、自分では一生懸命勉強したつもりなのに、問題が解けない。結果が出ないためです。がんばったのに、自分が思うような結果が出ない。これでは私たち大人でも、やる気がなくなってしまいますよね。とてももったいない話です。本当はできるのに、実力を発揮できないのは、もったいないと思いませんか?勉強で苦労しているお子さんは、能力が無いわけではありません。勉強のやり方がわかってないだけですから。私たちは、今まで多くの生徒たちを指導してきました。しかし、ほとんどの生徒はやり方を間違えています。つまり、自己流ということです。ただ、これは無理もないことだと思います。高校生ですら、大学入試対策を自分で的確にできている生徒は、わずかですから。やり方を知らないで、しなくていい苦労をお子さんはしていませんか?

テストに出るところと出ないところ

 当たり前ですが、教科書のテスト範囲が全て出題されるわけではありません。簡単に言えば、中学校での勉強は「重要なところ」と「重要でないところ」があります。つまり、「テストに出るところ」と「テストに出ないところ」ということです。テスト前になるとこの区別をせずに手当たり次第に勉強している生徒が多いのですが、それが勉強時間のわりに成績が伸びない理由の1つです。

 テストは、学校の教科書・配布されているワークや問題集・プリントから出題されます。問題を作成する先生によって問題の傾向が少し違うことはありますが、学校で使用しているもの以外から出題されることはほとんどありません。ということは、テスト勉強は「どこがテストに出るところ」なのかを知っているかが、ポイントになります。どこが重要か、さらにテストに出題される可能性が高いものはどれか、ということを生徒に教え、それらを中心に解答が導き出せるように指導することが、私たちの仕事です。中学校別に生徒の現在の学力に応じたテスト対策を、個別指導で行います。言うまでもありませんが、生徒の成績が上がるのは当たり前ですよね。

勉強には大きく分けて2種類ある

 ご存知のように、勉強には暗記することが中心の教科と、数学などの理解することが必要な教科の2種類があります。暗記教科はテストに出やすいところを覚えてしまえばまったく問題ありませんが、数学などの理解することが必要な教科はそうはいきません。当然ですが、分からなければ誰かに教えてもらわなければなりません。理解が必要な教科の場合は、ずっと考えていても答えはでてきません。理解していなければ答えの出しようがないのです。このような場合、理解できるようになるまで基本からしっかり教えてくれる先生がお子さんには必要です。時間がかかる場合もありますが、答えだけを教えることには意味がありません。最初はヒントを出しながら、できるだけ自分の力で考えて解けるように指導していきます。少しずつ「分からない」が「分かる」に変わっていきます。

時には遠回りも必要

 ほとんどの生徒に言えることですが、成績を上げるために一つ大きな問題があります。思うような成績をとれなくなっている原因が今習っているところにないケースです。つまり、前に習ったことを理解していないために、今やっているところが分からなくなっているという場合です。このような場合には、今習っているところをどれだけ教えてみても理解できるようにはなりません。どこから分からなくなったのか確認して、そこまで戻ってやり直す必要があります。少し時間はかかりますが、半年先1年先のことを考えていただければ最も効率のよいやり方です。これは簡単にできるように思われるかもしれませんが、集団授業ではできません。「急がば回れ」ということわざがあります。成績を上げるために、時には時間をかけても生徒のために最善の指導をします。

勉強が好きな生徒は、ほとんどいない

 勉強が好きな生徒はほとんどいません。「いつか、やる気になってくれるはず!」と、期待していても、なかなか簡単には本気を出してくれません。つまり、待っていてもお子さんはやる気を出してはくれないのです。それではどうすればいいか。それは、勉強に興味をもってもらうことです。がんばれば結果がでる、ということを体験してもらうことが一番です。なぜなら、お子さんは勉強に興味を持つのが先ではなく、できる教科に興味を持つのです。ですからできるだけ早くこの経験をさせてあげて、まず、勉強することに興味をもってもらうことが大切だと考え、90日以内に成績をアップさせることを目標に指導しています。

やり方を変えなければ、結果も変わりません。

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